作物に虫がつくのはあたりまえ・・・。
大きな被害にならないのは天敵があるから・・・。 と思われていませんか?
ところが
そうではないのです!
植物が本当に健康な状態にある時は虫や病気があまりつかないのが普通なのです。
作物にとって必要な栄養素を過不足なしに吸収できて、適当な水分や光等、条件が整っていれば植物体内の代謝作用が正常に滞りなく行われます。
ところが、栄養素の養分バランスが崩れたり、何らかのストレスが加わった時に、代謝作用がスムーズに行われなくなり、無機態窒素や遊離アミノ酸等の物質が植物体内に滞るようになります。
実はこの物質が虫のエサになるのです。 これをめがけて虫は食べに来るし、病気もこういうところから発生して行くのです。
(養分バランスの崩れる原因としては、化学肥料や農薬が大きく関係しています。)
この外にも、その作物本来の特性を持っている品種であることと、その作物に適した場所で作るということは言うまでもありません。
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